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コガタスズメバチも都会へ進出中!

コガタスズメバチもだいぶ都会で見られるようになりました。植木の間や屋根の軒下などに巣を作ること、比較的雑食なことが原因でしょう。一体どんな生態をしているのでしょうか?

2024.04.25 Thursday 18:27

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コガタスズメバチって聞くと、小型?小さいスズメバチ?
と思ってしまうかもしれませんが、特に大きさが小さいわけでは
ないように思われます。

大きさ的には、キイロスズメバチよりも大きいことが
多いみたいです。

体長は、女王蜂で25~29ミリ、働き蜂は21~27ミリ、
雄蜂は22~26ミリになります。

なお、ちょうどオオスズメバチをそのまま小さくしたような
スズメバチのように思われます。

このコガタスズメバチは全国的にも幅広く分布し、
近年、都会など町にも巣が見られるようになりました。

恐らくこれは、その食性がいろいろな昆虫を
獲物としているからだと考えられます。

ちょっとした庭木にもいつの間にか巣ができていて
全く気が付かなかったという例も報告されています。

もしいつの間にか巣があり、困っているようでしたら
スズメバチハンターに相談しましょう。

以下のサイトでは無料でメール相談えお受け付けています。

スズメバチの巣をまるごと生け捕り!―会津のスズメバチハンター
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コガタスズメバチの女王蜂は、5月に巣作りを開始し、
6月から9月には働き蜂が生まれてくる。

生殖昆虫である雄蜂と女王蜂は、9月から11月ごろには
生まれてくる。

交尾後の女王蜂は、主に朽木の中で越冬します。

コガタスズメバチの初期巣は特徴的で、
徳利をちょうど逆さまにしたような形をしており、
とてもわかりやすい。

なおこの徳利の先端はかじり取られて、
一般的な球状になります。
コガタスズメバチの巣は比較的小さい方だとは
思いますが、大体バレーボールくらいが一般的です。

解放空間に巣を作るため、その姿は良くわかると思います。

女王蜂が巣作りをし、働き蜂が生まれてくると
巣は拡張され、大体直径が25センチから30センチにまでなります。

この巣への入り口は1箇所で、横に出来ます。

巣盤の数は3から4個で、総育房数は300から600ほどになります。

働き蜂の総数は最盛期でも50から100匹くらいです。

他のスズメバチに比べたら少ない方ですね。

雄と新女王蜂は50~200匹くらいとなります。
コガタスズメバチが獲物として利用している昆虫も
多岐にわたっています。

この種もキイロスズメバチのようにいろいろ狩ります。

例えば、ハエやアブ、ハチなんかも獲物になります。

また、アシナガバチの幼虫やサナギも肉団子にしてしまうとか・・。

この他に、成虫は樹木の樹液をなめる行動が観察されている。
コガタスズメバチの性格は、まあまあおとなしく、
結構近づいても、威嚇してきません。

巣や巣に触れている枝に触れたりしない限りは
攻撃はしてきません。

ただし、ひとたび巣に触れたりすると、
これでもかというぐらい、巣穴から働き蜂が
ワラワラでてきます。

こんなに入っていたのか、と驚くこともあります。

生垣や庭木などの剪定や草刈りなどの仕事をしており、
全く気が付かず、巣または巣付近の枝を
ゆすってしまい、攻撃される事が多々あります。

一度巣に刺激を与えると、それ以降警戒心が高まり、
近づいただけで攻撃を受けることもあるので
充分注意が必要です。

参考文献:社会性カリバチの生態と進化
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